「習慣化したいのに、なぜかいつも続かない」といったこと、よくあります。
もはや、習慣化さえ攻略できれば、挑戦的で充実した毎日を過ごせるのに。
私も習慣化したい筋トレや副業など、全く継続できない過去がありました。
「今からSNS投稿をたくさん作るぞ」と息巻いても、30分後にはスマホで漫画を読んでしまうような感じでした。
せっかく30分やったとしても、「全然できなかった…自分はダメすぎる…」と自己嫌悪に落ちることも少なくなかったです。
しかし、どうやったら習慣化できるのかを研究し、世の中のあらゆる方法を試し、いっぱい失敗もしました。。
ただ、その甲斐あって、自分の習慣化のタイプを見極めることができ、やっと自分に合う習慣化の方法を見つけました。
そこで気づいたんです。
一般的に出回っている習慣化の方法は、一部の人には効果があっても、合わない人もたくさんいることに。
今回のコラムでは、タイプ別に習慣化できない人の特徴と対処法を大公開します。
「いろんな記事を読んだけど、習慣化できなかった…」という人の最後の砦となれる記事です。
Contents
習慣化できないたった1つの原因
習慣化できない人の特徴を語る前に、そもそも習慣化ができない原因は1つしかないという話をしたいです。
あなたの習慣化を妨げているのは、習慣化できなかったときに『ガッカリすること』です。
例えば、筋トレを例に考えてみましょう。
- 筋肉がなかなか増えない
- 全然痩せる気配がない
- 1日休んでしまって、そこからジムに行けていない
これらは全て、『ガッカリする出来事』です。
この時点で、ガッカリする落とし穴が多すぎるんです。さらには、
- このままやっても筋肉は増えないんじゃないか
- このまま痩せずにきつい思いだけなんじゃないか
- 休んだことで、また体型が逆戻りしたんじゃないか
といった、まだ起こっていないことに対しても、『ガッカリ予約』をしてしまう現象が起きてしまいます。
つまり、『目の前のガッカリ』と『ガッカリ予約』のダブルパンチで、完全にノックアウト。
そこから立ち上がるには、数ヶ月かかるでしょう。
習慣化できない人の考え方の癖
習慣化の最大の敵は、『ガッカリすること』という話をしました。
よくよく考えてみると、ガッカリの主な原因は、『結果が出ないこと』だと気づきます。
先ほどの筋トレの例を出してみると、、、
- 筋肉がなかなか増えない
- 全然痩せる気配がない
上記の2つは明らかに、結果にガッカリしています。
つまり、習慣化できない人の考え方の癖は、『すぐに結果が出ると思ってしまうこと』なのです。
さらに言えば、「このまま続けても結果出ないだろうな」と思っていることを続けようとしているから、習慣化されないわけです。
習慣化できない人の4つの特徴と対処法
ここまでの前提があって、改めて『習慣化できない人の特徴』をタイプ別にご紹介していきます。
もし、この中のどれかに当てはまって苦しんでいるなら、その習慣化の方法はあなたに合っていない可能性が高いです。
効果的な対処法とともに解説しているので、まずはチェックしてみましょう。
小さなことをコツコツ継続しようとしている
『小さなことから継続すること』は、習慣化の方法として悪くはないです。
しかし、あなたが『小さなことをコツコツと継続しようとしているのに、習慣化されない』というタイプだと理解する必要があります。
例えば、『痩せるために毎日家でスクワットを10回やる』と決めて習慣化されないのは、「このまま続けても痩せないだろうな」と薄々気づいているからです。
そんなあなたは、以下のような「結果が出そう」だと思えることをやる必要があります。
- 1週間に1回だけ10キロ走る
- 1週間に1回だけ死ぬほど筋トレする
- 1週間に1回だけ断食する
毎日でなくても、週1で継続することも習慣化です。結果が出てきたら、頻度を増やせるかもしれません。
そうすれば、さらに結果が出て、より強固に習慣化されます。
大きな自信もついてきますし、新たに挑戦したいことも増えるかもしれません。
こうした良い循環ができてくれば、他の習慣化したいことに手を伸ばしても簡単に成功できるでしょう。
ハードルが高いことを継続しようとしている
こちらは先ほどと真逆です。
例えば、『痩せるために毎日10キロ走る』というのは、誰がどうみてもアスリート以外はハードル高いです。
もはや、これができるなら習慣化で悩んだりしません。
1日だけは10キロ走ることができるかもしれませんが、「明日もやらないといけないのか…」と、義務感でやり始めていたら、いつしか休んだときに『大きくガッカリ』してしまいます。
この場合には、一旦ハードルを下げて、『1日1キロ歩く』というところから、徐々に様子をみて距離を伸ばしていくと、継続できる最適な距離がわかってきます。
だって、別に10キロ走らなくても痩せるんですから。
痩せることが大事なのであって、10キロ走らなくても良いはずです。
やる前から継続できないイメージがある
このタイプも非常に多いです。
すぐに挑戦をやめてしまうタイプで、モチベーションが低いのに、無理やりやろうとして継続できないパターンです。
『長期間で継続すること』に対して極端に拒否反応が出てしまうタイプなので、習慣化が非常にしにくい特徴があります。
また、ガッカリする回数が他に比べて、極端に多いので、自己肯定感も非常に下がりやすく危険。
この場合には、圧倒的な起爆剤となる挑戦をして、基準値をググッと押し上げてあげる必要があります。
具体的には、ダイエットをすると決めたら、『1週間で5キロ痩せる』といった超短期の目標を決めて、1日10キロ走ることと食事制限を同時に行う。
といった短期間の挑戦を行なっていくことがおすすめです。
短期間で詰め込んで行うことで、強烈な成功体験を作ることができ、その結果、自分自身の基準値が圧倒的に変わります。
『1日10キロ以下を走ること=楽なこと』といった認識に塗り替えることで、継続できる身体に変貌を遂げることができます。
毎日継続すべきだと思い込んでしまう
習慣化といっても、何を習慣化するかによって、難易度が変わります。
- 毎日継続すべきもの
- 一定の期間で継続できればOKのもの
まず、こちらの切り分けができていないことで、「継続できなかった」と決め込んで勝手に落ち込む人がいます。
『毎日継続すべきもの』と思っているものが、「実は、3日に1回継続できれば問題ない」なんてことはないでしょうか?
勝手に『習慣化=毎日やるもの』といった認識になって、習慣化のハードルが上がってしまっているなら、結果が出る範囲で頻度を調整してみるのもアリです。
自分に厳しすぎることで毒が身体に回ってしまうタイプなので、楽しむ意識も持てるよう頻度を減らしましょう。
全く習慣化できない人だったのに、習慣化に成功した実体験
最後は、私の実体験をお話ししたいです。
副業を始めた頃、「ブログを始めてみよう」と思って、やる気があるときにブログの開設を済ませました。
そこまでは良かったのですが、私の特徴がまさしく『やる前から継続できないイメージがある』だったのです。
ブログ開設してから、初期設定までは済ませたものの、1投稿もせずに1ヶ月が過ぎてしまいました。
その1ヶ月間、「ブログ記事を書かなきゃ」という気持ちはあったんです。でも、行動に全く移せなかった。。
毎日、毎日、「今日もできてない…」と思いながら、後回しにする毎日で、何も始まっていないのに落ち込むという負のスパイラルでした。
ある日、無理やり自分を奮い立たせて、1記事を仕上げましたが、2記事目を執筆するのにも1ヶ月かかりました。
気づけば半年くらいが過ぎ、ブログは1記事だけ執筆されているだけ。このまま放置か…と頭によぎってました。
そこで思い切ったのが、24時間ぶっ続けで机にへばりついて記事を書くというもの。
正直、めちゃめちゃキツかったです。逃げたかった。
でも、ブログをなんとか成功させたい一心で、1日だけ死ぬ気で頑張ってみたのです。
最終的に1日で5記事ほど執筆できたのですが、この経験がかけがえのない経験になりました。
『週に3本は書こう』とか、ありきたりな目標を作っては、自分との約束を破っていたのですが、「1日で3本書けば良いじゃないか」という考えが追加されたことで、火がつきました。
1日で5本書けたんだから、2日で10本はいける。もしかしたら、10日死ぬ気でやれば50本書けるかもしれない。
この無茶苦茶な行動量が、起爆剤となって、記事を書くことが普通になっていきました。
最初は拒否反応も凄かったですが、全てやり終えた時の達成感は、ものすごい無敵感に変わりました。
副業でブログを始めると決めてから、ブログで自信をなくす毎日だったのに、今やブログから自信をもらっている。
人生って、こうやって劇的に変えていくものなんだな。そう実感した体験でした。
まとめ
習慣化の敵は、『ガッカリしてしまうこと』です。
そのガッカリは、主に結果が出ないことに対して起こります。
その前提を頭に入れつつ、あなたが以下の4つのどのタイプに当てはまるのかを考えて、対処していきましょう。
- 小さなことをコツコツ継続しようとしている
- ハードルが高いことを継続しようとしている
- やる前から継続できないイメージがある
- 毎日継続すべきだと思い込んでしまう
習慣化は、攻略できると本当に人生が変わります。「ここまで人が変わるのか」と思えるほどに。
ぜひ、習慣化してもっと自信を持ってください。もっと明日を楽しんでください。
私は、今日もいろいろなことを継続しながら、自信をもらっています。